SHIZUKA
耳をすまして はじめて聞こえる音がございます 鳥の羽音 障子の揺らぎ 炭の爆ぜる音 静けさを器として 旅の気配をすこやかに整えます


結庵は 軽井沢の山の中腹に灯る 全八室の小さな庵でございます 季の移ろいを器に結び 旅のかたわらに静かなひとときをご用意しております
もてなしとは 飾ることではなく 余白を整えること お客様お一人おひとりの呼吸に合わせて 風が抜け 光が射す そのような場づくりを心がけております
朝の山霧 夕暮れの茜 夜更けの月明かり 結庵にはそれぞれの時間にしか出会えない景色がございます 季を訪ね 縁を結ぶ そんな旅のしるべとなれましたら幸いでございます
女将結城 千鶴
耳をすまして はじめて聞こえる音がございます 鳥の羽音 障子の揺らぎ 炭の爆ぜる音 静けさを器として 旅の気配をすこやかに整えます
人と土地 季と料理 湯と肌 そのすべてを結び直す場でありたい 結びとは 終わりではなく 新たな縁のはじまりでございます
大きな旅館ではございません 八室それぞれが小さな庵 客と主が顔の見える距離で 言葉なくとも通うもてなしを大切にしております
軽井沢の文人 結家三代目が山中に山荘を建てたのがはじまり 茶人や画家を迎える私邸として時を重ねました
戦後の建て増しを経て 縁ある方々の宿泊を受け入れる場として 小さな旅籠 結庵 が産声を上げました
敷地内の試掘により温泉が湧き 結泉と名付けます 弱アルカリ性のなめらかな湯が 宿の表情を一変させました
建築家 安藤宗一氏を迎え 古き梁と新しき意匠を結ぶ全面改装を実施 静寂を主軸とした現在の姿へ
京都で研鑽を重ねた料理長を迎え 信州の山と里 季のしつらえを軸とした炉辺会席を新たに展開しております

古き梁 古き土壁 古き障子 そして大きな窓 結庵の建築は 過去と現在を結ぶ余白の上に成り立っております 建築家 安藤宗一氏が手がけた改装では 既存の数寄屋の骨格を残しつつ 現代の暮らしに必要な動線と陰影を新たに編みました
素材は信州産の唐松と杉 漆喰の壁 手漉きの和紙 床の砂利は浅間の麓から運ばれた小石 すべてが土地の記憶を背負い 旅人の手と肌に語りかけてまいります
| 名称 | 結庵 -Yui-an- |
|---|---|
| 所在地 | 〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町長倉0000 |
| 客室数 | 全8室(特別室2室 / 上級室2室 / 標準室3室 / メゾネット1室) |
| 開業 | 1968年(2018年 全面改装 / 2026年 料理長刷新) |
| 敷地面積 | 約4,800㎡(建築延床面積 約1,650㎡) |
| 建築設計 | 安藤宗一建築設計事務所 |
| 料理長 | 黒崎 宗司(京都「祇園 雲水」にて研鑽) |
| 女将 | 結城 千鶴 |